すぐき

関守石

2009年11月19日 08:10



すぐき菜は、京都市北区上賀茂に伝承する在来のかぶの一種で

漬物となったとき特有の風味のある酸味(乳酸発酵)から「すぐき」と名付けられました。

すぐきの歴史は古く、起源は約700年前(桃山時代)ともいわれ、近世初期から宮中や

公家向けの贈答品や自家用として、上賀茂神社の神官の屋敷内で栽培

加工されていたものが、上賀茂地域の農家によって受け継がれてきたそうです。

すぐき生産農家は、伝統の味を守るため、師走の厳しい寒さの中、収穫と漬け込みの作業に

入ります。








現在、大原でも良く見る収穫の光景です。

当店でも 「すぐき」 の新物を暮頃からお出しいたします。


野むら山荘 鳥亭



関連記事