皆さん、こんにちは。
大原の田舎にある、野むら山荘を語る第3弾です。
ご紹介するのは、本館から別館をつなぐ渡り廊下。
以前の壁はビニールクロスでしたが、3年ほど前に環境やシックハウス症候群などの
アレルギーに配慮し、珪藻土を施工しました。
ただ、全ての壁を施工するとなると、100平米を超える面積ですので、その費用は莫大。
プロの左官の方に見積もりをいただくと、150万円は超えていたでしょうか・・・
そこで、私の好奇心に火が着いたのです。
「やってみるか~!」 のDIYです。
もちろん、壁塗りなど経験があるわけもなく、「まぁ~何とかなるやろ~」 と、始めたわけです。
知り合いの工務店の方から、材料の珪藻土を仕入れ、ヤフーオークションで
土を混ぜるハンドミキサーを求め、ホームセンターで土を塗るコテなどを揃え
約2週間を費やして、どうにか仕上げました。 かかった費用、約30万円! 5分の1やん!
終えてみての率直な感想は、 「やってよかった~!!最高!!」
DIYに大事なことは 「ただただ、根気あるのみ」
途中で、やめといたらよかった~と、思うことは数知れず・・・・・でも、塗り始めてしまっては
途中でやめるわけにもいかず、ヘルプを求めるのも何となく達成感が失われるような気がして・・・・・
もともと、私の家は兼業農家でしたので、お米をせっせと作っておりまして、
米をしごいたあとの藁がたくさん蔵にあったので、これはいただき~! と言わんばかりに
藁を適当に刻み、珪藻土に混ぜて壁に表情をつけました。
なかなか、いい感じに仕上がりました・・・・・まぁ、所詮素人レベルですが・・・。
職人さんに頼んだら、工期も仕上がりも、もっとスマート且つ綺麗に仕上がったことでしょう。
ただ、私が求めるのは、自らの思いが入った温かみのあるコトなのです。
庭園の手入れや、施設の管理、器の創作なども、こんな好奇心がさせているのかもしれません。
趣味と実益とただの勢いで、これからも ボチボチと歩んで行きたいと思います。
・・・・・・・・・・・・つづく・・・・・・・・・・・・・・・・