醍醐味

関守石

2009年01月24日 21:35



醍醐味(だいごみ)とは、最上級の味を意味する。元は涅槃経に説かれる仏教用語である。

醍醐とは現在でいうチーズのようなものと考えられており、涅槃経の中に説かれる五味相生

の譬(ごみそうしょうのたとえ)で、仏教の数ある経典の中でも涅槃経が最後にして最高の

ものであるとしてたとえられた。  (Wikipediaより抜粋)



色々なものにそれぞれの醍醐味がありますな。


例えば、 「鯖」


そう、海の魚の鯖です。

京都市に住んでいると、海には遠いので、昔から一汐したものを

運んで食べられてきました。


おなじみの塩鯖ですね。


鯖は、生き腐れと言われるくらい 鮮度の維持が難しいので

保存の為に酢や塩をきかせ、新鮮な鯖のうまみを閉じ込め

おいしく食べる工夫が重ねられてきたのです。


京都では、定番の 「鯖寿司」

脂ののった鯖は、酢のきいた すし飯とバッチリの相性・・・


私の好みで言えば、鯖はしっかり酢でしまっているものよりも

ちょっと半生加減のピンクがかった艶のある断面があるとヨダレもの。


もちろん身は厚めで、脂ののった鯖が美味いに決まっているが

鯖の脂分を多少和らげるために、甘酢生姜と共に食べると、さらに

味わいが増す・・・。


鯖には色んな食べ方があるけど、私にとっての 鯖の醍醐味は

「鯖寿司」 やなぁ~


皆さんはいかがですやろか・・・?




今回は、そんな鯖寿司を描きました。







京の奥座敷料亭・・・野むら山荘

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