リフレッシュ

関守石

2009年10月30日 19:12



お茶室の障子紙が傷んできたので


張り替えてもらいました。



さすがにこの障子はDIYできず


プロの手にゆだねることに・・・。








お茶室で見られる独特の張り方で


「石垣張り」 と呼ばれています。


石垣のように、互い違いに張り重ねられているところから


そう呼ばれていると思いますが


昔は、紙のサイズの都合で


こういうデザインにしたんでしょうね・・・。


外光を受けてシルエットになり


張り重ねられたデザインが浮かび上がり


とってもきれいですなぁ~




極めつけは引き手のこの意匠








当山荘の紅葉を使い、張替え前のデザインを


忠実に再現してもらいました。


現在では、石垣張りをしていただける


職人さんもめっきり減ったそうで


今後の張替えが心配ではあります・・・



いかにも京都らしい意匠で、皆様には


ウエルカムドリンクならぬ一服を


楽しんでいただきたいと思います。


野むら山荘 鳥亭

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