2010年06月14日
Do you 能?
今日は政経文化会の月例会に参加、ゲストに能楽師
観世流シテ方 林宗一郎氏を招き
能について知識を深めました。
能は日本の象徴的文化遺産として知れれているが
いざ能楽とはなんぞや?
となると、知る人は多くないのではないでしょうか。
これは講師の林さんもおっしゃっていましたが
知らずに鑑賞すれば、それは睡魔との闘いとなるでしょう・・・と。
ということで、本日は能楽の歴史や鑑賞の仕方や
衣装の種類、能面の違いなどについて
限られた時間内で超特急で講演いただきました。
百聞はなんとやら・・・・・ということで
能面や衣装を着付てご説明いただきました。
モデルは、当会会員で K都住宅販売の社長 I さん
身に着ける衣装は全て西陣織で、四季を通して
同じものを使用するようです。
季節感の演出は、衣装の柄や色で表現するのだそうです。
また驚きは、これらの衣装は決して洗わないのだそうです・・・(汗
自分専用の衣装があるわけでなく、色々な人によって使い回す
のだそうで、潔癖症の人は向いてない・・・ハハハ・・・(汗
ファブリーズでもするのでしょうか?? (聞くの忘れました)
そして再びの驚きは、この能面 「般若(はんにゃ)」 です。
私はず~~~~っと、男なのだと思っていましたが
実は女性なのです!
衝撃の事実です~!!
女性の怨霊を表現する面で
恨みの復習の敵愾心を芸術化したものだそうです。
結婚式の折に角隠し(つのかくし)を被るのは
そういう意味合いからなのでしょうね・・・。
林さんいわく、私はまだ経験がありませんが
女性をとことんまで怒らせると、このようになる場合があるようですので
ご注意ください(笑 とのことです・・・
皆さんもこのような女性の顔を見ることのないように
日々精進いたしましょう・・・(汗
超特急の能楽勉強、ホント勉強になりました。
31歳の林宗一郎さん、600年以上続く伝統芸能の
発展のためにこれからもご活躍ください。
大原 野むら山荘
Posted by 関守石 at 22:30│Comments(0)
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