2008年03月30日
シリーズ第5弾!
さて、久しぶりのシリーズモノです。
ここ、大原の田舎にある野むら山荘には、時折色々なオファーがあります。
勿論、本業は飲食店ですので、普段は自分の身の丈に応じた商売を営んでおります。
内容はご存知の通り、地鶏と季節の旬菜を用いて、自己流に献立しながら、時々
陶芸教室で作陶した器に盛り込み、季節を彩る草花を添えて、僕が考える山荘流で
お出ししています。
約5千坪の敷地に、ほっこりとする和の空間と、ほったらかしの自然美があいまって、
他に無い独特の落ち着いた空間が生まれているのか、TVや映画などの舞台に選ばれたりす
るのです。
水戸黄門でご一緒された、由美かおるさんと、照英さんは、京都を旅する番組で
以前にお越しになりました。
TVには映りませんが、画面外の現場には、番組を創りあげる陰のアーティスト達が
たくさんおられまして、作品制作にかける、こだわりようには、いつも感心させられる
ところです。
また以前には、Vシネマのロケ地になりまして、30畳の広間で、ヤ○ザの親分の
襲名披露の場所として使用されました。
ヤ○ザの親分役の俳優さんは有名な方でして、やっぱり迫力がありましたが、
その他大勢のエキストラさんも、負けず劣らずの強面(こわおもて)ばかりで
現場の緊張感も何となく、怖~い雰囲気に・・・・・。
このように、作品制作の裏側を時々見かけるわけですが、携わる人たちには
最高のものを作ろうとする 「こだわり」 を、いつも感じます。
私も、この山荘をあるがままに、そしてお客様の期待に添えるよう 頑張って
まいりたいと思います。
601-1247 京都市左京区大原野村町236
075-744-3456
http://www.nomura-sansou.com
2008年03月29日
桜情報②
今日は寒かったね~
街中の桜はだいぶん咲いてるけど、大原はまだですよ!
ちょっと、進んだかな~ 桜のつぼみが少し膨らんだような・・・
引き続き、実況続けま~す。
Posted by 関守石 at
23:50
│Comments(0)
2008年03月27日
桜情報①
ちらほらとほころび始めてきましたな~ サ・ク・ラ
街中を車で走っていると、咲いてる咲いてる!
この陽気が続いたら、入学式には葉桜になってるのと違う?!
で、ここ大原にある野むら山荘の桜の開花状況は、この通り!
日増しにつぼみが大きくなってるけど、まだ咲いてはおりませぬ。
でも、さわったら結構やらかかったので、咲き始めるのも時間の問題か・・・・・?
みなさんは、もうお花見計画は立てましたか?
野むら山荘では、ただいまお花見ができる場所を造成中です。
独り仕事で進めているので、今年は間に合いませんが、来年のお花見の時期には、
桜の木下で楽しいひと時を過ごしていただける予定です。
乞うご期待!
って言うか、そんな先の話すんなよ! ですね・・・・・。
「すんませ~ん」
野むら山荘 京都大原~四季を味わう~
601-1247 京都市左京区大原野村町236
075-744-3456
http://www.nomura-sansou.com
2008年03月25日
春の旬味3
旬味はつづく・・・春の風に乗って
塚原の若筍、自家栽培の春子椎茸につづき、これまた自家生産の菜の花だ!
修学院離宮内にある畑では、只今 菜の花生育中!
ちょいと花が咲いたくらいで収穫し、塩もみしてぬか床へ・・・
私が一番好きな、菜の花漬!
おいしいだよな~これが・・・
どうでもいいけど、好きな漬けもんベスト3~!
1位・・・菜の花漬 (春)
2位・・・紫葉漬 (夏)
3位・・・すぐき漬 (冬)
どれも発酵した癖のある漬もんですが、白飯にも酒にもよく合う つわものたちです。
最近では、即席漬などのあっさり漬が多く出回ってますが、私は嫌いです。
昔ながらの漬もんが、味も身体にも良いと感じています。
皆さんはいかがですか?!
601-1247 京都市左京区大原野村町236
075-744-3456
http://www.nomura-sansou.com
塚原の若筍、自家栽培の春子椎茸につづき、これまた自家生産の菜の花だ!
修学院離宮内にある畑では、只今 菜の花生育中!
ちょいと花が咲いたくらいで収穫し、塩もみしてぬか床へ・・・
私が一番好きな、菜の花漬!
おいしいだよな~これが・・・
どうでもいいけど、好きな漬けもんベスト3~!
1位・・・菜の花漬 (春)
2位・・・紫葉漬 (夏)
3位・・・すぐき漬 (冬)
どれも発酵した癖のある漬もんですが、白飯にも酒にもよく合う つわものたちです。
最近では、即席漬などのあっさり漬が多く出回ってますが、私は嫌いです。
昔ながらの漬もんが、味も身体にも良いと感じています。
皆さんはいかがですか?!
601-1247 京都市左京区大原野村町236
075-744-3456
http://www.nomura-sansou.com
2008年03月24日
春の旬味2
旬ですな~
旬といえば、筍だけにあらず・・・・・
椎茸もおますで~!
椎茸は、発生する時期により春子(はるこ)、藤子(ふじこ)、秋子(あきこ)
寒子(かんこ)と区別されてるようで、春子は、2月から4月頃に採れるもの。
良い香りが持ち味!
「出とるで~ 出とる!」 「ほかほか陽気と雨が降った湿度で、爆発や~」

見て見て見て~!! この鮮度! この立派な姿!

旬味を美味くいただくにはシンプルな調理法に限る。
新鮮な椎茸が手に入ったら、コンロと炭火(できればガスよりは・・・)を用意して・・・
ヒダの部分(裏側)を焼くと生しいたけの香りが飛んでしまい、うま味が半減するので
絶対に焼かないこと。
松茸でも裏から香りがしますやろ・・・
傘の部分をじっくり焼いたら、好みで醤油やぽん酢で食べるのもええし、塩をちょっと
当てて食べんのもええわな~
これ、シンプルかつ最高の贅沢である。
野むら山荘 京都大原~四季を味わう~
601-1247 京都市左京区大原野村町236
075-744-3456
http://www.nomura-sansou.com
2008年03月23日
2008年03月21日
シリーズ第4弾
今日は、囲炉裏の部屋にある年季の入った扁額のご紹介。

「鶴が舞う千年の樹」 と読みます。
千年の樹とは、松のことを指しますが、その松の上に鶴が舞っているという
いかにもおめでたい様子を表しています。
しかし、達筆が過ぎて、象形文字のようだ・・・・・。
2008年03月20日
シリーズ第3弾!
皆さん、こんにちは。
大原の田舎にある、野むら山荘を語る第3弾です。
ご紹介するのは、本館から別館をつなぐ渡り廊下。
以前の壁はビニールクロスでしたが、3年ほど前に環境やシックハウス症候群などの
アレルギーに配慮し、珪藻土を施工しました。
ただ、全ての壁を施工するとなると、100平米を超える面積ですので、その費用は莫大。
プロの左官の方に見積もりをいただくと、150万円は超えていたでしょうか・・・
そこで、私の好奇心に火が着いたのです。
「やってみるか~!」 のDIYです。
もちろん、壁塗りなど経験があるわけもなく、「まぁ~何とかなるやろ~」 と、始めたわけです。
知り合いの工務店の方から、材料の珪藻土を仕入れ、ヤフーオークションで
土を混ぜるハンドミキサーを求め、ホームセンターで土を塗るコテなどを揃え
約2週間を費やして、どうにか仕上げました。 かかった費用、約30万円! 5分の1やん!
終えてみての率直な感想は、 「やってよかった~!!最高!!」
DIYに大事なことは 「ただただ、根気あるのみ」
途中で、やめといたらよかった~と、思うことは数知れず・・・・・でも、塗り始めてしまっては
途中でやめるわけにもいかず、ヘルプを求めるのも何となく達成感が失われるような気がして・・・・・
もともと、私の家は兼業農家でしたので、お米をせっせと作っておりまして、
米をしごいたあとの藁がたくさん蔵にあったので、これはいただき~! と言わんばかりに
藁を適当に刻み、珪藻土に混ぜて壁に表情をつけました。
なかなか、いい感じに仕上がりました・・・・・まぁ、所詮素人レベルですが・・・。
職人さんに頼んだら、工期も仕上がりも、もっとスマート且つ綺麗に仕上がったことでしょう。
ただ、私が求めるのは、自らの思いが入った温かみのあるコトなのです。
庭園の手入れや、施設の管理、器の創作なども、こんな好奇心がさせているのかもしれません。
趣味と実益とただの勢いで、これからも ボチボチと歩んで行きたいと思います。
・・・・・・・・・・・・つづく・・・・・・・・・・・・・・・・
2008年03月19日
鶴清で会食
昨夜は、以前お世話になった方に御礼の意を込めて、食事にお誘いしました。
お邪魔したのは、五条木屋町下がるの 鶴清 さん。 詳しくは下記から・・・
http://www.tsuruse.co.jp/
春らしい前菜から~

ご一緒したのは、以前に私がある会を卒業するときに、至れり尽くせりの奉仕をいただいた方々です。

右の白衣の方は、鶴清の若旦那 田中君です。
食べるのと、しゃべるのと、飲むことで、ほとんどの料理を撮りそこねてしまいました・・・失念
ご用意いただいた河豚コースには、やはりこれが欠かせませんね!

ひれ酒! もう、止まりません!!!!!
てっさ、から揚げ、河豚ちりと進み、仕上げはこちら・・・たっぷり出たうまいエキスを
丸ごといただきました。

雑炊を完食し、丸で腹はえべっさんのようです。
美味しい料理をありがとう! 田中君
また超多忙のお二人、Sさん、Iさん、時間を作っていただいてありがとう!
これからもよろしくね!
2008年03月17日
シリーズ第2弾!
野むら山荘のすべて・・・・・・・シリーズ第2弾!
今日は山荘の福の神 「お多福はん」
お多福は多くの福を呼ぶということから、その昔から皆に親しまれてきました。
野むら山荘にお座りになるお多福はんは、えらい年季が入ってます。
所々が擦り減ってはいるものの、”でん”と落ち着いた様子は貫禄さえ感じます。
きっと長い年月の中、たくさんの福を導いてきたことでしょう・・・・・
これからもたくさんの福を招いてね・・・・・つづく・・・・・・
2008年03月16日
シリーズ第1弾!
野むら山荘のすべて・・・・・・・シリーズ第1弾!
知名度の低い知られざる山荘の秘密 (大げさやな) を、シリーズでお届けします。
第1弾は、山荘の本丸と言うべき 「広間」です。

釘を一切使わない日本建築の粋、格天井 (ごうてんじょう) を備えた書院造りの建築物です。
もともとは、明治京都の立役者の一人と言われる 杉浦三郎兵衛という豪商の
別荘として大正期から昭和初期にかけて、修学院離宮近くの閑静な場所に作られました。
その敷地は、野球ができるほどの広さで、現在では開発され
建売住宅が30軒余り建っています。
昔の金持ちは半端でなく、持つ財力も桁が違っていたのでしょう・・・
この広間も各所に意匠が凝らされており、文化財的価値も備えているといっても
過言ではないでしょう。
さて、今回は天井にクローズアップ!
格天井に使われている木材は、屋久杉!

現在では伐採が禁止されているため、とても貴重な材料といえます。
ご存知のように、屋久杉とは、屋久島で樹齢1,000年を超えた杉のことを指します。
このような柾目の材料を、何枚もそろえること自体が神業といえますし、今では材料の
入手もさることながら、高度な技術を持った作り手も無くなってしまったのかも知れません。
30年余り前にこの場所に移築し、今ではすっかり大原の自然に溶け込んでいますが
当時は、政界、財界の偉人達を集めての交流の場になっていたのかも知れません。
つづく・・・
2008年03月16日
もうすぐ春
春らしくなってきましたね。
木々を見ていると、つぼみが日増しに膨らんでいるのがよくわかります。


まだ朝晩はしっかり冷え込む大原ですが、すぐそこに春の香りがしてくるようです。
野むら山荘では早咲きの啓翁桜が花をつけ、ミツバチがせっせと蜜を運んでいました。
2008年03月14日
花粉の国から
最悪な季節がやってきた!

もうしっかりと国民病となった花粉症である
ここ大原では、圧倒的に杉が多い
何十年も前に、それこそ木材が盛んに取引され林業を生業にしていた頃に
植林しまくったのであろう
野むら山荘の敷地も上記の通り・・・スギだらけ
果てしなく杉が幅をきかしているので、花粉が飛散するシーズンの風が強い日などは、
黄色い粉の舞う様子が見えるほどだ
何でも今年は、昨年の夏が暑かったせいで、花粉の飛散量が例年の2~3倍というでは
ないか! これはただ事ではない
今年も3~4日前からのポカポカ陽気で、辛い日々を送っているわけだが
思い返せば、7~8年前から発症した花粉症は、年々その症状が悪化をたどり
今では年中、鼻の調子が悪い
点鼻薬や目薬をいつも携帯しながら、一時的にその症状を誤魔化してはいるが、根本的には
何も解決していないし、これからず~っと、この病気(症状)と付き合うと思うと本当に憂鬱である
沖縄などの一部の地域は杉などが無いため、快適に過ごせるというが、まさかそのために
移住できるほど根性もないし、何より先立つものもない
東京都では、知事が花粉症を自ら体感して大変な苦しみを知ったのか、花粉を飛散しない
ものに植え替えるなどの具体的な行動があるようだ
国内の杉やヒノキなど、花粉症の症状を引き起こす原因の植物を個人的にどうにかするなど
所詮無理な話であるから、ここは国家プロジェクトで何とか解決の方向に導いて欲しいものだ
今年もこうしてぼやいている間に あいつに苦しむ人が増えていく・・・
2008年03月13日
ジビエ
昨日は、仲間と囲炉裏を囲んで、ジビエを楽しみました。
「鹿のたたき」 をはじめ、熊、鴨などたらふくいただきましたよ。
随分と暖かくなってきましたが、まだまだ囲炉裏は大活躍です!
詳しくはこちらから・・・
http://www.nomura-sansou.com/blog/index.php