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2007年10月19日

秋の献立クローズアップ2

秋は気候もいいし、食材も豊富やし、米も美味いし、目にも鮮やかな景色が広がるしで、ええ事づくめ

ですな。

山荘の秋の献立の一部です。


秋の献立クローズアップ2


笹身の紅葉和え、地鶏(肝・砂ずり・ハート・笹身)の燻製、季節(銀杏・松茸・ヤングコーン・柿)の天

婦羅です。

内容は仕入れ状況などにより変更する場合がありますけど、今はこんな感じです。

おまけですが、器は自作です。 たたらで薄く取った土の中央に丸く当て物をし、外側をそこら辺に転

がってる石ころでランダムに上からたたくと、こんな表情になります。 なかなかおもろいでしょ!



目にも楽しい季節 「秋」 ですが、こんな話があります。



人間は、五感を使って目前にあるものを 「いい」 「悪い」 「好き」 「嫌い」 などと判断しますけど、

調査の結果では、五感(視覚・嗅覚・触覚・味覚・聴覚)の中で、なんと視覚が判断の80パーセント強

を占めるそうな・・・。


と、言うことは、中身よりビジュアル重視って事かいな!?




以前、料理組合の研修の中で、実験として目隠しをし、鼻をつまんで目の前にランダムに置かれた飲

料(お茶・果汁入飲料・炭酸飲料・水など)を当てるということをしたが、これがまったくわからない。

炭酸は多少ピリピリするのでわかったが、後は降参状態。

ぜひ、お試しいただきたいが、人間は無意識のうちに大方を視覚に頼って判断していることが良くわ

かる。




なので、料理は 「味」 は勿論のこと、 「彩り」にも重きを置く京料理が 「目で見て味わう」 と言わ

れる所以なのだ。




話は変わるが、視覚障害者の方が、視覚以外の感覚が他の人より優れているというのは良く聞く話だ

けど、これは通常大部分の判断を行う視覚が使えないために、生まれながらや訓練などにより視覚

以外の感覚が敏感になっているためで、見た目で惑わされること無く、真贋を正確に判断できる場合

があるという。




目に入ってくる情報に惑わされ誤った判断をしてしまう場合には、ぜひ他の感覚 (嗅覚・触覚・味覚・

聴覚) を鍛えてみてはいかがだろうか。




鍛えるって言っても難しいことではなく、料理ならば目をつぶって、香りや食感、味などを見て、これは

どんな素材が使われているのだろう?と考えてみる。 生活のいろんな場面で、視覚に頼らない感覚

を磨くことで、新たな楽しみ、新たな才能が開花するかもしれない


ぜひ、お試しあれ・・・・・・。


野むら山荘ってどんなとこ? ↓なとこです。
http://www.nomura-sansou.com


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Posted by 関守石 at 14:34│Comments(0)季節の美しさ
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