2008年01月08日
上げたり下げたり

これ なにかわかります?
その昔、田舎の家には囲炉裏っちゅうのがありまして、そこに必ず設置されてたという代物です。
どのように使うのかというと、火加減をたき木の燃える強さで調整するのが大変なので、
鍋の上下移動で調整しようとして誕生したもんです。
最下部の引っかかるところを「かぎ」と呼び、主軸に作用するくの字の部品の働きで、
熱調整のため鍋の上下位置を固定したというすぐれもんですわ。
名称は 「自在鉤(かぎ)」 どの位置でも自由自在に止められるところから、
名付けられたんでしょうな。
これ考えた人、はっきり言うて 天才です! まさしく特許もんですな。
世が違えば、自在鉤御殿が建つほどの発明品でしょう。
囲炉裏がなくなり、自在鉤も見ることがなくなった現在では、無用の長物となりましたが
山荘では、現役でバリバリ活躍しています。
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Posted by 関守石 at 14:57│Comments(0)