2008年04月15日
シリーズ第6弾!
野むら山荘 シリーズ第6弾! は、広間のふすま!
広幅のふすまは、下地に金泥を施し、更に金を使いシダを描いています。
構図はシンプルながら、落ち着いた雰囲気を演出しているところは
出しゃばらずもしっかりと主張がある作品に仕上がっています。
残念ながら、現在のところ作者は不明ですが、きっと名のある画家の方でしょう。
余談ながら以前、撮影のためにお部屋をお貸しした折に、ふすまに傷がつきました。
ご先方とのお話し合いにより、現在の修復技術を駆使し修理した結果、
60万円近くの修理と相成りました。 (悲劇)
もう、元通りには出来ない時代物ゆえ、大事にしたいものです。
ふすまの上に掲げた扁額は、鈴木松年筆 「松柏見真心」 しょうはくまごころをみる
意は、松や柏の葉はいつも変わらぬ姿をしている。 そのように、いつも変わりの無い真心に
触れると、とても嬉しく感じる様子をあらわしたもの。
鈴木松年 すずき しょうねん
日本画家。京都生。日本画家鈴木百年の子。名は賢、字は百僊。
父に画を学び、国内外の博覧会、絵画共進会で活躍、
京都画壇に重きを成す。
豪放剛健な作風による山水・花鳥・人物画を能くした。
大正7年(1918)歿、70才。
2008年04月15日
大は小を兼ねる!?
季節はずれの茗荷です・・・・・

んな訳はありませんわな~
正体は、たらの芽。
背丈以上に伸びた敷地内の野生化した たらの木から採れました。
まぁ、茗荷以上にでかい たらの芽は僕も見たこと無いんで、
珍しいという意味では、ネタになりますが、とてもお客様にはお出しできません。
ということで、巨大たらの芽は自分で食べます・・・フフフ。
今日の 野むら山荘のサクラです。

昨日は結構風が強かったんで、少なからず花びらが散りましたが
次の雨までは目を楽しませてくれそうな感じです・・・。