2008年12月30日
冬の京漬物
今年もいただきました。
「すぐき漬」・・・・・それも、四斗樽で・・・。
すぐきは、上賀茂の名産「すぐき漬」の生産者である南野さんに毎年いただきます。
「すぐき漬」は、京野菜の一つである「すぐき菜」を塩漬けにし
発酵させてできる漬物で、近年、植物性乳酸菌を含んでいる食品としても
注目されてています。
「すぐき漬」は,塩以外に何も加えず,「すぐき菜」が本来持っている
乳酸菌を発酵させてできるそうで、農家によって異なるといわれる味は
塩加減や「室」での発酵によるものだそうです。
また 「すぐき菜」は、寒いほうが品質の良いものができるそうで
漬け込み作業になる冬場は、ゴム手袋をしても、時折用意したお湯に
手をつけながら寒さを凌ぎ作業するようですが、近年は暖冬で
お湯も必要ないほど暖かくなり、急速な気象の変化を感じるとおっしゃっていました。
地球温暖化の影響が、漬物の出来の良し悪しにも影響しているようです。
いただいた 「すぐき漬」 は、新年の献立に登場いたします。
お楽しみに~~~~~~!!
野むら山荘 鳥亭・・・・・新年は6日より営業します!!